オリジナルパッチワーク
山田 眞弓
世界に一つだけの作品
「オリジナルパッチワーク」
基礎をマスターすれば自分の作りたい物を好みの色で自由に作れます。
まさに世界に一つだけの作品です。これから少しずつ紹介していこうと思います。
東京国際キルトフェスティバル入選作品
年に一度、東京ドームで東京国際キルトフェスティバルが開催されています。
日本で最大級のキルト展で、秋篠宮妃紀子さまは毎年のようにお運び下さいます。
次回(2011年1月21日から29日に開催)で第10回目を迎えます。
過去には三浦百恵さんも作品を出品されたことがあるようです。
右上のヘッダー画像として使用している作品は
2006年に開催された第5回目のキルト展での私の入選作品「藍の海」です。
大きさは横:191cm, 縦:194cm。
下の方は「海」、上の方は「空」をイメージしています。
海の部分と作品の周囲の藍色の部分に藍染の布を使用しています。
空の部分の白っぽい箇所には着物地を使用しています。
周囲の金色の縁取りの部分は「かもめ」をイメージしていて、紬(つむぎ)を使用しています。
空を太陽が昇っていく情景を表現しました。
太陽の光を反射する海の濃淡(グラデーション)の表現に苦労しました。
ハワイアンキルト
キャシー中島さんで有名ですね。
「ハワイアンキルトは教えてもらえないのでしょうか?」
といった質問を受けることがよくあります。
もちろん、作れます。以前、このような作品を作ってみました。
ハワイアンキルトは土台となる布と模様となる布の無地2色が基本です。
模様にはハワイの植物や動物を描きます。
この作品ではグリーンのアップリケ布でハワイの花を描きました。
折り紙を折りたたんで切り抜くと対称の模様ができますね。
ハワイアンキルトの模様はそれと同じ発想で、左右対称の模様となります。
2010年7月