かな書道 白月会
滑志田 方ひつ

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冬ごもり

 あっという間に11月の半ばになりました。
雪も降り、これから私は古の本と筆を持ち冬ごもりです。

最後の銀座画廊

 東京銀座画廊での寒玉選抜展も盛会に終わりました。
来年からは会場を京都に移し、寒玉会員展として大展覧会を開催します。
最後の銀座画廊には、宮本竹逕先生の一幅の本装軸が飾れていました。

 写真右手、宮本先生が昭和63年歌会始め召し人になられた時、水が勅題でした。
「清水もて 端渓の硯すすぎつつ 何書かんかと 想いは翔ける」

 写真左手、松の間にてご自分の歌を詠まれた後の歌
「粛然と 静かにすめる松の間に 朗々と響く 硯すすぐうた」

かな書の柔軟性

 10月22日、即位の儀のために高御座 (たかみくら) が松の間に設けられました。
自然と先生の歌会始めのことを思い出しました。
そのような尊敬する師と同じ壁の延長線上に飾られた拙作もご紹介します。

 左右同じ歌ですが、右は調和体で、左はかな書で表現しております。
同じ歌でも、この違い、かな書の柔軟性を感じて頂けましたか?

2019年11月

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